リボは損だが役に立つ

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コロナ禍で耐えるか整理するか

 

お久しぶりです。リボソンです。

 

すっかり、このブログの更新を忘れていました・・・

 

 

みなさま、コロナの影響は大丈夫でしょうか?

 

リボソンは、かつてのリボ地獄脱出を周囲が知っているので、

コロナの影響で、どうしたものかと相談を受けることが増えました。

 

本日は、その際のアドバイスの基準をお伝えしようと思います。

 

耐えるか整理するか

まず、このまま耐えるべきか、整理すべきかですが、

支払いに問題がないなら耐える方がいいと思います。

どの手法を使おうとも、債務整理は力を使います。

 

では、何をもって耐えられるというのかですが、

これ以上の債務が増えない状態と思ってください。

返済のために、他社から借りたり、これまでに比べて、

リボ払いでの買い物が増えるのは、耐えられているとは言いません。

これは、たとえ借入枠が残っていても同じです。

 

債務整理をする際に、一番後悔するのは・・・

借入枠があるからと耐えずに、早く相談すればよかったとなるものです。

 

もし借入総額が増えるようならば、債務整理を検討してください。

 

 

任意整理か個人再生・自己破産か

 

次に、債務整理を行うとして、任意整理にするか、

それとも個人再生あるいは自己破産をするのかですが、

 

 債務整理をお願いする司法書士や弁護士によりますが、

任意整理で受任していただける債務総額は、

 

おおよそ、36回から60回で返済可能な額程度です。

 

 

手取り月収から毎月の生活費を引いて、返済可能額を算出します。

そして返済可能額に36から60をかけた数字が、債務総額を超えていたら、

任意整理で受けていただけると思ってください。

 

もし債務総額が、この額を超えている場合は、

個人再生あるいは自己破産を検討する必要があります。

 

もちろん、状況によって、任意整理で受けていただける場合もあるでしょう。

しかし、なんとしても任意整理と考えているのであれば、

債務総額が返済可能額におさまっているうちに相談をする必要があります。

 

この36回から60回というのは、個人再生でも重要な回数になってきます。

 

個人再生の場合は、減額後の金額を36回から60回で返済に変わるわけです。

 

 

コロナ禍のなか、無駄に借入額を増やす必要はありません。

一部のカード会社では、コロナ特別救済措置を行っている会社もあるようです。

 

まだ耐えられると踏ん張る前に、一度相談してみるとよいと思います。

 

 

リボソンでした。

 

 

岡田法律事務所