リボは損だが役に立つ

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支出を抑えるなら、家計簿の科目は分けすぎない

 

 

こんにちは、リボゾンです。

 

今回は、支出を抑えるなら、家計簿の科目は分けすぎないというお話です。

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前回、支出を抑えるというお話の中で、

家計簿アプリのお話をしました。

 

revoson.hatenablog.com

 

家計簿をつけて、支出を見える化することは、

たしかに一定の効果があります。

しかし、ここには、重大な注意事項があるんです。

 

それは、家計簿の科目を分けすぎないということです。

 

実は、リボゾンはFPの資格も持っています。

なので、毎月の生活が苦しいという方の相談を受けるのですが、

そこで、無駄使いしていないのに生活が苦しいという方が、

けっこういらっしゃるのですが、その家計簿を見せて頂くと・・・

 

食費 2万円

外食費 2万円

交際費 2万円

酒代 1万円

 

って、飲食に7万円も使ってるじゃん!

 

という方が、結構多いんです。

 

 

その他、

洋服代 5千円

子供服 1万円

カード引落 2万円

 

カード引落の中身を、ブラックボックスしてしまっている例もあります。

明細を見ると、カードで服を買っていて、月3万5千円も服買っていました

 

このように、明細を細かく分けてしまうと、

一見、無駄使いを、よく把握できる気がしますが、

実際は、そんなに贅沢してないのに・・・

と、勘違いを誘発する危険があります。

 

企業の経理であれば、細かな科目は適正な会計になるのでしょうが、

個人の支出であれば、全くいりません。

 

ざっくりと、衣食住くらいに分ける方が、危機感は増します。

一見、削るところがなさそうに見えますからね。

 

特に注意して頂きたいのが、想定外枠に入れてしまうことです。

結婚式が重なって、子供の発表会でなど、言い訳はいくらでもできます。

ひどい人は、飲み会代を、急に誘われたからと想定外にしている方もいます。

こうなると、毎月の家計は想定外だらけで、赤字拡大の一途になります。

 

結婚式に呼ばれそうな友達くらいは、把握できてるでしょ?

飲み会は、しょっちゅうあるんでしょ?

 

それは、イレギュラーな出費ではなく、レギュラーな出費ですよ。

 

 

イレギュラーをレギュラーにしない。

仕事もお金も同じです。

 

レギュラーなら予算内に収める。

イレギュラーは、そんなに発生しないから、イレギュラーなんです。

しょっちゅう発生するなら、レギュラーにしましょう。

 

見たくないから、イレギュラーにしてしまったら、

家計簿をつけて支出を抑えるなんてできません。

現実を直視し、リボ地獄から脱出のための家計簿です。

本来の目的を見失わないようにしましょう。

 

 

 

リボゾンでした。