リボは損だが役に立つ

カードローン地獄に落ちた男が、リボ地獄から抜け出した記録 時々、サラリーマンのお役立ち情報

【元金16円返済マン】さんを考える

 

こんにちは、リボソンです。

 

今日は、【元金16円返済マン】さんを考えるというお話です。 

  

先日、ツイッターで話題になっていました。

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リボで143万円使っていて、

毎月の返済を1万5千円、しかもポイント充当を使用したので、

元金が16円しか返済されていなかったという方です。

 

返すつもりもなく、自己破産するつもりもなく、

のらりくらりと行くと宣言されています。

このまま、限度額が上がっていくのなら、

そういう考え方もありかと考えさせられます。

 

 

このツイートを受けて、まともに計算される方も・・・

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ほんとに返済する気はなさそうですね。

 

ある意味潔いのではないかと思ってしまいます。

 

リボソンも、リボは損だけど苦しい時には役に立つと思って、

このブログを運営していますが、ここまでは思いきれませんでした。

 

 

 ただ、ここで少し心配なことがありました。

 

ほんとうに元金16円で済むか?

リボソンの持っているエポスカードゴールドは、利息15%です。

元金16円返済マンさんが、特別な金利優遇がされていれば別ですが、

この請求月時点で残高が143万円に達した可能性があります。

限度額150万円で金利15%だと、ひと月の利息が1万9千円近くになります。

となると、元利合計1万5千円では、利息額にも満たないので、

利息分が限度額を侵食してしまったり、利息分だけでも返済されるように、

翌月以降の支払い額が2万円に上がる可能性があります。

 

限度額に達したあとの生活は?

元金16円返済マンさんのツイッターを見ると、

昨年12月時点で、支払いを極力リボ払いに変更していること、

今年の7月28日時点で限度額が150万円にアップしていること、

10月28日現在で残高が143万円に達していることがわかります。

 

つまり、3か月で50万円使ったことになります。

このまま限度額が上がらなければ、利用可能額は7万円未満です。

 

元金16円が返済されたところで、毎月の使用額には全然足りません。

 

限度額が上がらなければ、いきなり生活費が枯渇するわけです。

 

バイトをされているようですから、現金生活になれば、

リボを返しながら、生活を続けることも可能です。

 

しかし、15%で毎月2万円返しても、元金の返済は月千円ちょっとです。

枠が1万円空くまでに半年以上かかる感じになります。

 

いま、急な出費でリボに手を出したというのならば、

毎月の生活費のほかにリボを地道に返済するというのもありですが、

これでは、生活費の宛がありません。

 

このように、返済に時間がかかる設定になっているカードは、

他にもたくさんあります。

 

返済に長期コースなどとあるのは、大体このパターンです。

10万円で毎月の返済が元利合計4千円となっていたら、

返済までの期間はおよそ2年になります。

元金を毎月 1万円返せば、1年未満です。

元利で1万2千円くらいですね。

 

単月の差額で8千円くらいあるので、いま苦しいのならば、

やむをえませんが、余裕があるなら、返しましょうというのは、

こういうことです。

 

リボの手数料という名の利息は、いま苦しい時の手数料です。

余裕があるなら、数千円でも増額して返済すれば、翌月以降が楽です。

 

ただ、繰り上げ返済や増額返済がしにくいところもあるので要注意です。

できれば、カードでATMで返済できるのがベストですが、

なかなか、そういうカードは少ないのが現状です。

 

よくてネットで翌月の支払い額を変更する。

面倒なのになると、コールセンターに電話して変更してもらう必要があり、

コールセンターの営業時間が、平日昼間のみなんてこともあります。

 

 よくよく、自分のカードを理解して、無理にならないように使いましょう。

 

 

だめだと思ったら、整理するのも一つの解決策です。 

岡田法律事務所

 

 

 

リボソンでした。