リボは損だが役に立つ

カードローン地獄に落ちた男が、リボ地獄から抜け出した記録 時々、サラリーマンのお役立ち情報

リボ地獄は、もはや浪費家だけの問題ではない

 

こんにちは、リボゾンです。

 

今回は、リボ地獄は、もはや浪費家だけの問題ではないというお話です。

 

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リボ地獄の原因は浪費?

リボ地獄に落ちてしまった方々のことを、

これまでは、本人の浪費が原因と言われてきました。

 

たしかに、本人の浪費によるリボ地獄も多いでしょう。

とくに、私のようなバブル世代と言われる年齢層には、この傾向が見られます。

 

しかし、昨今のクレジットカード利用状況を見ると、

そうとも言えない状況が見えてきます。

 

 

リボ地獄の原因とは?

では、現代のリボ地獄の原因は、なんでしょう?

大きな原因として挙げられるのは、給与水準の低下でしょう。

非正規雇用の増大や、平均年収の低下など、収入の減少が、

可処分所得を減らしていると言えますね。

 

一方で、親の年収低下、高学歴化による奨学金問題、

学生向けのクレジットカード発行の一般化により、

社会人になった時点で、すでに借金を背負っている人も少なくありません。

 

年収が低く、終身雇用の時代も終わり、

だまっていても給与が上がる時代ではなくなりました。

 

その状況で、クレジットカードを持ってしまったら、

友人とのつきあいや、冠婚葬祭など、急な出費に対応しているうちに、

慢性的な赤字になってしまい、リボ地獄に落ちるという状況が増えています。

 

昨今、よく挙げられる貧困問題と同じ構造ですね。

 

 

リボ地獄からの脱出について

浪費であれば、債務整理で、信用情報を悪くしてでも脱出するのもよいと思います。

しかし、まだ一成人としての金銭感覚が身についていない人たちに、債務整理は、

リスクが大きすぎると思います。

 

若干生活は苦しいとは思いますが、

おまとめローン等を利用した再建がお勧めです。

 

とりあえず現状維持なら、数千円でも、毎月の支払額を上げましょう。

 

 もう返せない・・・無理!と思ったら、早めの対応が大事です。

 伊藤法律事務所

 

リボゾンでした。