任意整理や自己破産の先にあるもの
こんにちは、リボゾンです。
今回は、任意整理や自己破産の先にあるものというお話です。
最近、過払い返還が、とても手軽で、当然の権利のように宣伝されています。
もちろん、グレー金利と言われていた時代に高い金利で借りていたのなら、
払えなくなるくらいなら、過払いで取り戻して、整理というのも一手ですね。
信用情報も何年かで消えて、スーパーホワイトという状態になって、
カードも、また作れるようになると言われていますが、
本当にそうでしょうか?
たしかに、信用情報の事故情報は、規定のとおり消えるでしょう。
しかし、各金融会社内の情報には、この期限はありません。
かつて、サラ金全盛時代に借りて、過払い初期に任意整理した結果、
銀行ローンが通らないという方がいます。
銀行ローンの保証会社を見てみると、かつてサラ金や信販会社が、
名を連ねていますね。
この状態で、本当に再度ローンやカードが契約できるのでしょうか?
また、グレー金利以降の15~18%の金利で借入をしている人に向けて、
金利0という言葉や、リボが払えなくなると、今後カードが作れなくなる等の
あおり文句で、任意整理を勧めているサイトも見かけます。
私は、任意整理も信用情報に影響すると思うのですが・・・
弁護士さんや司法書士さんが考える、借金からの脱出とは、
借金を減額し、二度と同じ状況にならないように、
しばらくは借金の申し込みができなくリスクを負ってでも、
いまの借金苦から脱出させようというものです。
本当に、カード持たずも借金もせずに、5年~10年過ごせますか?
基本、借金のことを、よく考えていなかったから、リボ地獄に落ちたわけで、
安易な任意整理や、自己破産は、その後の人生を、大きく変えてしまうかも
しれません。
よく考えましょう。